ロードの普及拡大

 ロードの普及拡大
ここにシマノが行ったアンケートの興味深いデータがあります。題して、「1,500名のユーザーアンケートから見えてきた自転車を健康機器としてアピールする方法」。(長いな^^)

店長が一番初めにサイトを作った時は、恐れ多きことながらも、一応、ロードのポータルサイトという意識でコンテンツ作りを始めました。ずいぶん大胆な発想でしたね^^
でも年を追うごとに少しづつ訪問される方も増えてきて、今はユニークで一日700人から800人くらいの方がアクセスして下さっているようです。ありがとうございます。(ちなみにトップしか拾わない忍者ツールとはズレがあります)

店長はもちろん仕事で自転車の世界に関わっていて、ロード専門店としてこの世界にいるわけですが、公私共にいつもロードに触れていると、やっぱりロードが好きな方が多ければ多いほど自分も楽しいんだなとつくづくそう感じています。仕事でロードを弄っているほうがママチャリを直しているより幸せな時間だし、休日に走るときも、一人で走るよりも同じ趣味を共有している多くの方と一緒に走るほうが店長にとってはより充実した時間となっています。

サイト作りも楽しくなければ続きませんし、仕事としてだけ捉えていたなら途中で嫌になってしまっていたかもしれません。ロードが好きな多くの方々と共に楽しんでいきたい。ポリシーにもあるように、サイトのほうもそう願って新しいコンテンツを作り続けてきました。(そのうちもう1ページ制作予定。情報提供ページとは違うけど、たぶん作ると思います)

時代はスポーツサイクルに追い風のようですね。この風をうまく掴めるかどうか、ショップにも責任があります。冒頭のシマノアンケートにもあるように、スポーツサイクルをよく知らない一般の方々にとって、まずは健康機器としての位置づけがスタート地点だと思います。いきなり、レースに出たいんだとロードをお求めになる方はそうそういませんよね^^

自転車を健康への第一歩だとして、確かにアンケートにもそのように出ています。スポーツサイクルに何を求めるか、第1位は「健康増進」です。やはり。そして、スポーツサイクルを始めたい方々が不安に思っていること。これもアンケート結果によく表れています。一つは「どんな自転車を選べばよいのかわからない」。もう一つは「運動効果を高めるにはどんな乗り方を、どれぐらいすればよいのかわからない」とありますね。

これからの時代、ショップはただロードを販売しているだけでいいのだろうかと、メンテやカウンセリングプログラムを受けに来られる方々のバイクを拝見していて店長はいつもそう思います。
ロードも趣味で始めた方なら最初から関心が高く、不安に思うことがあるなら自分から探しにいくかと思いますが、健康管理から入った方にとってはあまりに深いロードの世界に最初は尻込みしてしまうかもしれませんよね。そこにショップのアドバイスがあれば、健康対策から次に趣味の領域に入り、次第にレースに関心を持つ方も増えていくかもしれません。レース会場でも思います。我々はレースを通してバイクの販売にも繋がっているのに、会場にショップ関係者が意外に少ないなと。道内レースはいつも人手不足でキュウキュウの中、掛け持ちで審判業務を行ってたりします。もっと多くの協力があれば・・。

特に北海道のように元々ロード乗りが少ないところでは、ショップがサイクルスポーツのユーザーを増やしていくという、そういう意識がショップ自身に求められているんじゃないかと、シマノが行ったアンケート結果を見て店長は強くそう思いました。
札幌はロードを扱うショップは多いですから、ノウハウをしっかり提供してくれるところが増えていくなら(と、しっかりした組み立ても)、ビギナーにとってはとても心強いのではないでしょうか。経験者は何か問題があったら自分で解決できるけど、初めての方はやっぱり最初に訪れるところは専門店ですもんね。

うん、ますますやる気が出てきた。北海道はこれからどんどん寒くなっていくけれども^^
(9.27: 一部加筆修正)