嬉しいリザルト

 嬉しいリザルト
やりました。やはり超大型新人だった。チームのG藤君、昨日の市民レースの第2ステージを終えてBグループの個人総合時間トップの座を確保。
8月から練習に本腰を入れ始め(店長推測)、これだけ短期間の間に伸びてくるとは、強い、強すぎる。凄すぎる。チーム員によると、ラスト数キロ地点で積極的に先頭も引いていたとのこと。そして結果は区間2位。カッコいいぞ!でもこんな一面もあるG藤君です^^

今日のクリテはどうだったのだろう。個人総合時間を守り通しただろうか。今日はG藤君特集(^^)。チームのML、参加した皆さんの発言でそっちがけっこう盛り上がっているので、日誌では特集許してね。しかしT野さんのTT表彰台、100分の9秒差はほんとに痛かった。TTスペシャリストとしては残念無念ですね。でも超多忙でほとんど走れていないはずのあのタイムにはとても驚きました。スペシャリストって練習しなくとも速いの?

さて、店長は審判で昨日はレースを楽しませてもらいました。ポジション的にこう言うと誤解を生むかもしれないけど、チームのモットーは「真剣に楽しく遊ぶ」なので、どんなに責任ある役割を任されて緊張感に包まれていようと、好きなレースに関わっている以上はやっぱり楽しいのです。(会場ではマーシャルとして、大会運営に支障が出る行いの方には厳しい発言もあるかもしれません。ご容赦を)

主催者側でこのレースを見た時に、今後改善していくべき課題も見えてきましたので、選手の皆さんが安全に楽しく、そして思う存分気持ちよく走れるレースとなるよう主催者は今後さらに鋭意努力してより良い大会となるよう尽力していくものと思います。

北海道のレースは常に人手不足の状態で開催されています。今回もCOM 2担当の私が前日のミーティングで急遽スターターを兼務することになりました。実は本部から伝えられていたことが一つあって、時間の関係から実施することが出来なかったのが心残りです。
それは前日行われたTTのリザルトでBb-4グループのS3クラス上位10選手を紹介して最前列に並んでいただくこと。しかし、Aグループの91kmクラス先頭集団が予定以上にスピードが速く、タイムスケジュールの変更を余儀なくされました。途中の計測地点で、先頭と約10分離れている最後尾の選手をチェックして、それからBグループのスタート時間を設定しなおしたわけですが、Bグループの選手はほぼ全員コース上でAグループの選手を応援するため召集位置から離れていたため、先頭集団が通過後に戻ったあとでそれを行うのは時間的に無理でした。

現在のツールド北海道市民レースでは、AグループとBグループというスタート地点の違う2つのグループに分けています。さらにBグループには4つの時間差スタートグループがあり、こういう形態のレース運営では、当局から許可を受け公道を使用している関係もあってプログラムどおりにいかないこともありますね(今回いきなりスタート位置が変更となったのもそう)。常に的確な判断も求められます。でも人手不足に起因していることも多く、レースの流れをよく知っているマーシャルが増えればもっとスムーズに進行されるのではないかと思っています。(札幌近郊のレースなんかも特に)

店長はその昔京都でレース活動をしていましたが、ご存じのとおり、京都も車連がとても活発です。京都車連が開催するレース数は他の都府県に比べても多いと思います。今は、昔一緒に走っていた選手が中心となって動いている部署もいくつかあります。片や北海道は、選手経験者が圧倒的に少ないですね。まったくレースを知らないよりはレース活動をされたことのある方のほうが、臨機応変に対応できると思うから実務的には適していると思います。運営側にまわってみたいと思う方はぜひ事務局にご相談ください。北海道の車連はオープンですから、現在走っている選手でもやる気のある方なら受け入れてくれるはず。一人でも多くの選手経験者の方々と共に活動していきたいと感じた今回の大会でした。

今回はアッシャーとしてご協力いただいた狩野さん達にもお世話になりました。狩野さんは学生時代に本戦で活躍されていたということで、似ているなあと思ったらやっぱりシマノの狩野選手の弟さんでした。実務にも長けていらっしゃいました。

上述の課題は選手側にもあって、今大会は不幸にも多くの落車事故が発生してしまいましたが、タイヤをはすってしまうケースなどもあって、集団走行に慣れていない方々が引き起こす落車が多かったのではないかと思います。
店長は選手としてレースに参加している時は気が付いたことはその場でアドバイスさせてもらうようにしていますが、自分のラインを守れない人や意味なくポジションを頻繁に変える人、フラフラしている方には出来るだけ近づかないほうがよいですね。また、何もわからずレースだからと気持ちが高揚してそのような走りとなっている方はまず落ち着いて、まわりの状況がよく見えるくらいの状態で走られるとよいと思います。

レース以外にも普段から出来るだけ多くレースペースでの集団走行に慣れておいたほうがよいですね。そういう機会が増えていくことを願っています。願うばかりでなく我々も率先して作っていかなければなりませんね。チーム内でもそういう意見が出始めました。手前味噌ながらそんなチームを今日は誇らしく思いました。
(※最後のほうは掲載後に一部加筆修正しています。彼は個人総合時間を守り通したようです。クリテも積極的なレース展開だったとのこと。店長も観たかった。本当におめでとう!)