置き薬

 置き薬
久々の早朝日誌。店長はシーズン中はいつも5時起きです。最近は早寝早起きの習慣が身について、毎朝、気持ちのいい時間を過ごしております。日誌はこのところ店で書くことが多いですね。トレーニング前だと書くのに夢中になってスタートが遅くなってしまったりするから^^

今朝は6時くらいから雨が降り出し、この路面では走れそうもないですね。回復トレーニングを予定していたけど、今日はおやすみ。昨日は、3時頃から75km、2時間半ほど走りました。強度的には土曜と同じくらいでATを超えない程度のミドルペース上限くらいの心拍強度。でも、向かい風の影響で少し負荷が高くなっていたようです。途中、そのままの強度では胃の調子が悪くなりそうな予感がしたから3分くらいダウンを入れてまた再開。後半も、峠を越えて下り終わってからの平地で完全に足にきて踏めなくなったので、10分くらいダウンを入れて回復にあてる。おかげでアベレージは30キロを少し割ってしまった。

今は、上り坂はすべてアウターギアで走っています。10月のレースが終わるまで、個人練習では筋力アップを目的に上りはすべてアウターギア。心肺機能の強化として考えたらマイナスなんですが、まずは平地のスピードアップを優先してこの内容でやっていくつもりです。でも、気をつけなければならないのが、胃の症状。内臓にもかなり負担が掛かっているみたいで、時折、もたれ感を感じます。逆流性食道炎で3年間まともに走れなかったあの経験はもう二度としたくはないので、体と相談しながらトレーニングしていきます。

走りたいのに走れないってつらいですよね。店長も経験あるからよくわかります。その頃はチームにサイクリング班があったから、一緒にサイクリングペースで走ることも多かったけれども、性分が一生懸命走りたいほうなのでその頃のペースはやっぱり少し物足りなかった。今はレース中心のチームだから、店長も少しづつ体力が戻ってきているしチーム員と同じペースで走れる今の環境がとても心地いいです。

体力はトレーニング次第ですよね。どうすれば速く走れるようになりますか、なんてたまに相談を受けますが、とても簡単です。トレーニングの時間が多ければ多いほど、距離をたくさん走れば走るほど強くなれます。ただ、年齢によって注意しないと体を壊します。店長も40歳になった頃に、また体力を取り戻したいと冬も外を走りたいと思って愛知県に出稼ぎトレーニングに出掛けた結果、その過酷な環境から胃を壊してしまいました。胃のほうが良くなったと思ったら今度は膝。去年まで満足に走れませんでした。(今年調子いいのはやっぱりあの水素水のおかげ?)


今日はもうちょっと踏み込んでトレーニングのことについて触れてみたいと思います。特に店長と同じ年代の方々に少しご参考にしていただければと・・。

実感されている方も多いと思いますが、40歳くらいから体の代謝機能が目にみえて変わってきます。これは疲労の回復力低下とともに、体力の付き方も同じことをしていても40歳までの時と比べてあきらかに遅いです。
もちろん同じトレーニング内容でも年齢によって体力の付き方は人それぞれだし、万人に当てはまる有用なトレーニングというものはありませんが、トレーニングはやっぱり自分にとって相応しい内容で行うのが一番なのだと思います。

トレーニングというものは、ベース作りが終わってからは、ある意味、筋肉を少し傷つけてその回復過程で体が順応性を持つことによって体力アップしていくものですよね。なので、やりすぎると修復が遅くなって、特に40歳を越えたら絶対に避けたほうがよいと思います。私は走り続けていることでまた新たな発見があったりして、それがカウンセリングプログラムやバイク納車時のアドバイスなど仕事のほうにも結びつくから、少し無理して走っているような状態ですが、他の方にはお勧めできるトレーニング環境ではありません。
といっても昔ほどは追い込んではいないので、今の状態を続けるならば2日後には回復している強度が体力アップには一番効率が良いように感じています。

これからレースを始めようと思っている方は、日々のトレーニング強度をどのように設定していくかが強くなれるかどうかに深く関わってきます。体力が付いても体を壊して生活に支障が出ては困るし、レース活動を前提にトレーニングしていくならば(それくらいの強度を望むならば)、多少の無理が利く10代や20代とは違う接し方が求められると思います。もちろん体力アップには体力向上とともに少しづつ強度を上げていかないといけないけれども、絶対に無理は禁物だと思います。

私の場合は、このままの強度で続けたらまた胃を壊すかもしれないという不安を感じながらそういう中で行っています。しかし、今は公私ともに自転車中心の生活だから、反面それも当たり前のように捉えてトレーニングしています。自分が走り続けることで、誰かの役に立てるならという気持ちもどこかにあるのかもしれません。
私も故障など関係のないガンガン走っていた20代の時には体の心配なんかはしたこともなかったですが、生涯スポーツとしてこれからも楽しくロードに乗っていきたいので、やっぱり体と相談しながら限度を越えないようにトレーニングは毎日の日課としてやっていくつもりです。

写真は、置き薬に新しく加わった胃の薬。先週入れ替えてもらった時に妻が担当の方に相談してこれがいいですよと薦められた薬みたいです。できれば使うことがなければいいのですが、、
今日の日誌は、書いてるうちに書こうとしていたタイトル内容からどんどんずれていってしまいました^^
(8.24: 掲載後、一部加筆修正)