アティック.の練習会

 アティック.の練習会
アティック.の日曜練習会、サイスポの「みちナビ」に掲載されてから何件かお問い合わせも頂戴していますが、ご参加いただく前に練習会の内容を少しご案内させて頂こうと思います。

昨日も店舗にご来店くださった方がいて、その方はサイクリングペースの練習会だと思われていたようです。恐縮です、実はこの練習会、かなり強度が高い内容なんです。掲載されたページには「だれでも参加自由」とありますからもちろんご参加いただくのは構わないのですが、走行ペースがあまりに違いすぎると十分に楽しめないのではないかと心配なものですから、今回少し詳しくご案内しておこうかなと・・。

日曜練習会は今のところレース活動している方が中心となって走っていますので、練習会ではレースを想定した実践的内容で行うことも多くあります。ご参加いただく場合はあらかじめご了解ください。そういう内容だったら大歓迎という方はどうぞ奮ってご参加ください。お待ちしてます。
(なお、初めての方は店舗のほうへ一度ご連絡ください。メールはご遠慮ねがいます)

今度の練習会は少し間が空いて3週間後の30日。市民大会に向けて平地中心で行う予定です。予定しているコースは5kmの周回コース。ここはちょっとだけ緩い上りもあるから、それが後半になって疲労が大きくなってくるとけっこうきつく感じるコースです。参加者の走力によって周回数や休憩のタイミングなど練習内容を決めますが、この日は前半は全体練習で、後半はレースレベルでかなり中身を濃くして行う予定。このコースは交通量も少ないから平地は風向きに応じてローテーションしながら走れます。走行技術を磨くためにも良いコースなんですね。

今回は、一定周回をこなしたあとに、緩い上りでペースアップして集団を崩すようなレースと同じ内容で行おうと思っています。こういうスピードの強弱に対応できる脚質を作るにはインターバルトレーニングが最適ですね。インターバルも目的に応じて様々な方法がありますが、平地の巡航スピードを上げるためには中距離的なインターバルがよいと思います。市民レーサーには2kmくらいを全力で走りきるスピードで3本くらい行えばベストでしょう。

インターバルも平地と上りは目的が違いますが、店長が昔よくやっていた上りのインターバルは、目的が乳酸耐性トレーニング。速やかな回復と無酸素域に入ってからの持続力の強化に重点を置いて行っていました。例えばアタックが掛かった時にそれに付けるか付けないか、あるいは自分から攻撃したあとにそれをどれだけ維持できるか、そういう能力を養うために行うわけですね。
本番ではもちろんトレーニング以上にきつい場面が多くありますから、メンタル面の強化としても意味がありますし、フィジカル的には有酸素性のある速筋を伸ばしていくためにこういうインターバルを行います。この筋肉の優劣で体力に違いが出てきます。ただ、やりすぎは禁物。インターバルは強度を高くしないとまったく意味がないですが、体を壊しては元も子もないので十分な注意が必要ですね。

もっと詳しくインターバルトレーニングの方法を知りたいという方は、どうぞカウンセリングプログラムをご利用ください。心拍測定をしたあとに、店長があなたに相応しいトレーニングメニューを作成させてもらいますよ^^