心拍測定

 心拍測定
心配していた腰の痛みもそれほど悪化せず、昨日の練習会にも参加することができました。日曜練習会は7月下旬までは周回コースで開催します。例年より開催が1週間ほど早い豊富のレース、これに向けて実戦的内容で走っているものだから、いやあ、きつかった。
今日もまだ疲労が残っているけど、明朝は雨のようだからこれから1時間ほど走ってきます。今日は心拍130台までに抑えた回復トレーニング。店長は常に心拍数でトレーニング内容を決めていますが、今日も風が強いから、向かい風で心拍数が上がらないよう向かい風を避けてコースを選ばないと。

ところで、心拍数に関係してちょっと書いておきたいことがあります。ご参考までに。

先週末にカウンセリングプログラムを行いました。お客様は、心拍測定も含めた「トータルプログラム」でご希望されていたものの、心拍計が原因して心拍測定はできませんでした。お使いになっているモデルは、キャットアイの心拍機能つきメーターでした。

店長はこれまで日本精密やポラール製品などいろいろな心拍計を使ってきましたが、キャットアイ製品は経験がありません。でも、キャットアイが発売し始めた当時に知り合いが使っていて、その表示方法をみるとポラールなどとは違い、かなり小刻みに表示が変わる仕様でした。病院の心電図のような感じですね。我々が通常言っている心拍数とは、ケイデンスと同じくその拍動タイミングを1分間に換算した場合の擬似的な数値ですから、もしかしたらその表示のほうが正確なのかもしれませんが(詳細は不明)、実際にトレーニングで使うときは数値が一定しないからかなり使いづらいものでした。
(ちなみに、日本精密なども、当初はトランスミッターの精度が悪く、常に3段階くらいに心拍が変動してトレーニングでは使えなかったのが、ポラールのトランスミッターに変えたら問題なく使えるようになって、このように原因が他にあることもありますが、、)

実際にお使いのモデルを拝見したところ、昔のような感じではありませんでしたが、それでもポラールとは違い、常に数拍の間で変動している仕様のままでした。心拍測定は、強度ごとの心拍推移を解析して、トレーニング強度を決めるためのものですから、測定してみなければその推移の解析ができるかどうかはわからなかったため、今回は測定は見送り他の内容だけで行いました。

ポラール社ではどのようにして表示させているか、その仕様方法を公開していますが(一般ユーザーに対しては不明)、キャットアイに問い合わせたところ、カタログに掲載以外の仕様については社外秘ということで、教えてくれませんでした。残念。

そんなわけで、心拍測定をご希望される場合は、アティック.ではこのメーターではこれまで経験がないので測定結果を解析できるかどうかがわからないものですから、もしキャットアイの心拍機能つきメーターで心拍測定される場合は、正確な解析ができない可能性もあることをあらかじめご了承ください。