自転車議連
自転車活用推進議員連盟、略して「自転車議連」。ご存じ、会長は、財務大臣や国交省の大臣を歴任された谷垣禎一代議士。
(写真は、財相時代にご参加されたツールド北海道でのワンショット。この写真はそのレースにSPで参加していたチーム員にもらった貴重な1枚。今でも大事に店内に飾っています^^。初代のチームジャージも懐かしいですね。拡大写真はこちら)
前回に続いて今日も少しお堅い話題です。でも自転車乗りにとっては大事な内容。私にも、きっとあなたにも。
超党派で結成された自転車議連は、もちろん趣味で自転車にお乗りになられている方ばかりではないと思います。
多くの方が生活に欠かせない交通手段として利用している自転車。事故が起これば弱者と見做される自転車であっても、歩行者に対しては加害者になるケースだって起こり得ます。欧米と違い、元来、道路づくりの基本が車中心に行われてきたことから、日本では歩道を歩行者と自転車が共有して利用してきました。
書こうとしていたことから少し外れますが続けます。スポーツとして自転車に乗られる方は、その走行スピードから歩道を走るケースはまれでしょうが、一般の方の意識は違うように思います。広くて見通しのよい幹線道路の歩道などでは30キロくらいでビュンビュン走っている方もよく見掛けます。アティック.にも一般車の事故で修理が持ち込まれることも多くあるけれども、道路整備とともに自転車に乗る方の意識改革が求められているように思うのは私だけでしょうか。
ワイヤーの切れた自転車に平気で乗っていたり、夜間の無灯火走行、信号無視、また見通しの悪い交差点で徐行しないことに起因する事故など、危険性を指摘するなら枚挙に暇がありません。実際に起きている事故も後を絶ちません。車を運転中に、車道の右側を逆走でこちらに向かってくるケースもあってビックリしてしまいます。すべてはモラルの問題です。
昨年の道交法改正以降、警察の自転車に対する姿勢も少しづつ変わってきており、実際に乗車中声を掛けられるケースも多くなっているようです。こちらで警察庁の自転車に対する総合的な対策が案内されていますが、驚くべきは、事故発生状況の資料で自転車が車両事故のうち2割を占めているという点。
自転車は軽車両だけれども自転車にも免許の必要な車と同様、道交法を守るべき責任がありますよね。車両は軽くても責任は軽んじないでしっかりと持ちつつ乗っていきたいと思います。事故があってからでは遅いから。
閑話休題。
さて、事故をなくし、自転車を安全に楽しく健康的に乗るために、そして環境やエネルギー問題に関してなど、自転車議連に参加されている議員の方々には夫々の目的があるものと思います。
しかし、店長は、どうしても趣味でお乗りになっている方の活動が気になります^^。元財相はバイクだけでなくキャップからウエアまでデローザで統一してロードに乗っていらっしゃるし、政界にロードがお好きな方が居るのだと思うと、何だか心強くなりますね。実際、レースは政界との関係なくしては開催が難しい場合もあると思います。国際レースのツアーオブジャパンしかり、ツールド北海道しかり。
ツールド北海道は、堂垣内元知事から私がタクシードライバー時代にお聞きした逸話があってちょっとご紹介しますね。
氏がツールド北海道の理事長に就任される際に、上京して竹下元首相に直接会長のお願いをされたそうです。日中体育交流の会合を終えられご帰宅の際に乗車していただき、私がレース活動している話になってツールド北海道の話題に及んだものですが、ツールドフランスも視察され将来的にはツールドフランスばりに3,000kmくらいの規模に拡大したいとお話されていました。その時は、その構想をお聞きしてレースに関わっているものとして本当に嬉しく心強く感じました。
公道でレースを開催する時には、道路使用許可の問題が大きく立ちはだかります。私も以前あるイベントを開催する際に、前述のチーム員を通して調べてもらった時に、公式イベントの難しさを知りました。プライベートなイベントであれば制約もあまり多くはないですが、公式的なイベントは規模が大きくなるにつれ渉外の規模もそれに比例していくものと思います。
公道を利用する場合は、係る人も費用も膨らみます。北海道などのようにステージレースで管轄地域が多岐に及ぶ場合はなおさらです。(昔、200kmのステージで、途中で5分間の休憩が取られたことがあったけど、これも当局の管轄地域が関係していたのだろうか? 個人的には落車後の怪我の治療時間が取れて助かったけど・・)
公道レースがどんどん縮小していく中、既存のレースは後代のためにも残していく責任が我々にはあると思います。
まだ書きたいこともありますが、長くなりましたのでこの辺で終えます。
私は今後も自転車に理解ある議員の方々を応援していきたいと思います。それが今の私にできること。自転車の明るい未来は自分達の手で築いていきたいから。
(写真は、財相時代にご参加されたツールド北海道でのワンショット。この写真はそのレースにSPで参加していたチーム員にもらった貴重な1枚。今でも大事に店内に飾っています^^。初代のチームジャージも懐かしいですね。拡大写真はこちら)
前回に続いて今日も少しお堅い話題です。でも自転車乗りにとっては大事な内容。私にも、きっとあなたにも。
超党派で結成された自転車議連は、もちろん趣味で自転車にお乗りになられている方ばかりではないと思います。
多くの方が生活に欠かせない交通手段として利用している自転車。事故が起これば弱者と見做される自転車であっても、歩行者に対しては加害者になるケースだって起こり得ます。欧米と違い、元来、道路づくりの基本が車中心に行われてきたことから、日本では歩道を歩行者と自転車が共有して利用してきました。
書こうとしていたことから少し外れますが続けます。スポーツとして自転車に乗られる方は、その走行スピードから歩道を走るケースはまれでしょうが、一般の方の意識は違うように思います。広くて見通しのよい幹線道路の歩道などでは30キロくらいでビュンビュン走っている方もよく見掛けます。アティック.にも一般車の事故で修理が持ち込まれることも多くあるけれども、道路整備とともに自転車に乗る方の意識改革が求められているように思うのは私だけでしょうか。
ワイヤーの切れた自転車に平気で乗っていたり、夜間の無灯火走行、信号無視、また見通しの悪い交差点で徐行しないことに起因する事故など、危険性を指摘するなら枚挙に暇がありません。実際に起きている事故も後を絶ちません。車を運転中に、車道の右側を逆走でこちらに向かってくるケースもあってビックリしてしまいます。すべてはモラルの問題です。
昨年の道交法改正以降、警察の自転車に対する姿勢も少しづつ変わってきており、実際に乗車中声を掛けられるケースも多くなっているようです。こちらで警察庁の自転車に対する総合的な対策が案内されていますが、驚くべきは、事故発生状況の資料で自転車が車両事故のうち2割を占めているという点。
自転車は軽車両だけれども自転車にも免許の必要な車と同様、道交法を守るべき責任がありますよね。車両は軽くても責任は軽んじないでしっかりと持ちつつ乗っていきたいと思います。事故があってからでは遅いから。
閑話休題。
さて、事故をなくし、自転車を安全に楽しく健康的に乗るために、そして環境やエネルギー問題に関してなど、自転車議連に参加されている議員の方々には夫々の目的があるものと思います。
しかし、店長は、どうしても趣味でお乗りになっている方の活動が気になります^^。元財相はバイクだけでなくキャップからウエアまでデローザで統一してロードに乗っていらっしゃるし、政界にロードがお好きな方が居るのだと思うと、何だか心強くなりますね。実際、レースは政界との関係なくしては開催が難しい場合もあると思います。国際レースのツアーオブジャパンしかり、ツールド北海道しかり。
ツールド北海道は、堂垣内元知事から私がタクシードライバー時代にお聞きした逸話があってちょっとご紹介しますね。
氏がツールド北海道の理事長に就任される際に、上京して竹下元首相に直接会長のお願いをされたそうです。日中体育交流の会合を終えられご帰宅の際に乗車していただき、私がレース活動している話になってツールド北海道の話題に及んだものですが、ツールドフランスも視察され将来的にはツールドフランスばりに3,000kmくらいの規模に拡大したいとお話されていました。その時は、その構想をお聞きしてレースに関わっているものとして本当に嬉しく心強く感じました。
公道でレースを開催する時には、道路使用許可の問題が大きく立ちはだかります。私も以前あるイベントを開催する際に、前述のチーム員を通して調べてもらった時に、公式イベントの難しさを知りました。プライベートなイベントであれば制約もあまり多くはないですが、公式的なイベントは規模が大きくなるにつれ渉外の規模もそれに比例していくものと思います。
公道を利用する場合は、係る人も費用も膨らみます。北海道などのようにステージレースで管轄地域が多岐に及ぶ場合はなおさらです。(昔、200kmのステージで、途中で5分間の休憩が取られたことがあったけど、これも当局の管轄地域が関係していたのだろうか? 個人的には落車後の怪我の治療時間が取れて助かったけど・・)
公道レースがどんどん縮小していく中、既存のレースは後代のためにも残していく責任が我々にはあると思います。
まだ書きたいこともありますが、長くなりましたのでこの辺で終えます。
私は今後も自転車に理解ある議員の方々を応援していきたいと思います。それが今の私にできること。自転車の明るい未来は自分達の手で築いていきたいから。