ライディングとブラケットの微妙な関係

 ライディングとブラケットの微妙な関係
カンパ派の方はもうお使いでしょうね。11スピードのUltraShift(ウルトラシフト)、ブラケットがこれまでよりもずいぶん細くなって手の小さい方にも握りやすくなりました。

これまでのエルゴパワーは、雑誌でよく見かけるようにブラケットの上端をハンドルバー上端の延長線上にくるようセットした場合は違和感を感じていた方も居たかもしれません。レバーポジションをハンドルを押すような感じでセッティングしている方にはよいでしょうけど、そうでなければ手首が伸びてしまうような感じで逆に握りにくかったかもしれない。

今度のウルトラシフトは、よりシマノに近いフィーリング。アティック.ではブレーキレバーは若干内側にセットすることをお勧めしていますが(そのほうが親指に力を入れやすく上腕も外に逃げるポジションになりにくいから)、ウルトラシフトは前からみるとそういうセッティングにはしなくとも自然と同じようなグリップになるような気がします。(セットしてみないとはっきりはわからないけど・・)

レバー自体の曲がりもクラウチングスタイルのライディングポジションではよりブレーキングしやすい形状です。

ウルトラシフトは09モデルから10Sのほうでも導入されていますが、組み立て待ちのインターマックスSELVINOにO様がインストールされたのもこのウルトラシフト。
試しに入荷したのを店長も握ってみました。うん、これはいいです。もしも、今までカンパを使いたかったけどブラケットの形状からシマノにしていたという方がいらっしゃれば、このウルトラシフト、ぜひお勧めします。