再出発

恐縮です。自転車屋のサイトなのに最近はネット関係の話題ばかり。今日も少しサイトの方向性を考えていました。実店舗のサイトのこと。
「ロードレーサー」は、もともとロード情報を発信する目的で2000年の5月に立ち上げました。一応、ショップのサイトだから営業に関するページも掲載してきました。年を追うごとにその比率が高くなっているようにも思いますが、その方向性がよいのかどうかはわかりません。

アティック.は、元々タクシードライバーとレース活動の2足の草鞋を履いていた店長が、レースもしながら自転車のほうで仕事をしていきたい、そう思って開いたショップ。これまでのレース経験も活かせるだろうと考えてオープンしました。
ロードには、とりわけ体力アップのためには実際乗っていなければ伝えられないことって多くあります。バイクのメンテなども、昔から自分で弄っていたのである程度のことはできていたけれども、ショップを開いてから覚えたことも多くあります。メンテナンス教室に時折みられる作業性や安全性を高めるアイデアも、店舗で作業している時に不便だと感じた時に生まれたものです。

そういう身を持って経験した情報をできるだけ多くお伝えしたいと考えてこれまでページ作りをしてきました。しかし、ここ数年は少し営業混じりのページが目立ちます。もちろんショップですからお客様に役立つページならばそういうコンテンツも必要で、力を入れていくべきだと思いますが、最近サイトの構成を見直していたらちょっと引っ掛かるページも見受けられます。そのページを作ったときのコンセプトからずれてしまっているのではないかと。

SEOを専門にしている方の中にはこういう情報まで提供して商売になるのだろうかと心配になるほど、惜しげもなく情報提供されている方もいらっしゃいます。情報提供とノウハウの提供は違うものと解釈しなければ理解できないほど有益なサイトを見ていて今日はまた少し考えさせられました。

私の胸を突いたある一言。う～ん、そうかもしれない。今年で12年目に入ります。どうしてサイトを運営するのか、し続けていくのか、役に立ててもらいたいと思って一生懸命作っていたあの頃のことを思い出しました。サイト運営は楽しくなければ続けられません。
ロードレーサーは、私自身が楽しめるサイトであるようにと願って、今年もまたシーズン開始に向けて頑張っていきたいと思います。

雪深き北海道、ロード乗りにとって、とりわけ春は待ち遠しい季節です。ようやく外を走れるという、あのワクワク感はなんともいえないものですよね。ほんと待ち遠しい。

（2.17: トップの更新履歴にもご案内がありますが、ロードレーサーサイトの一部のページを更新しなおしました）