サイクル雑誌

 サイクル雑誌
お客様用にとサイスポとバイクラを年間購読していますが、今回は店から転送されて自宅に届いたからいつもより遅かったですね。

サイクル雑誌は最近はあまり読む時間がありません。というか正直あまり関心がないかもしれない。先月のも一度も目を通さずに積まれた書物の中に埋もれています。
関心があるのは海外レースの記事のみ。店長もシーズン中は昼食の時間などに拾い読みして楽しんでますが、それ以外はあまり読まなくなったなあ。

自転車に接することが仕事になった今は、昔に比べて雑誌を読む楽しみも薄れてしまったのも事実。時によっては「それほんとかなあ」みたいな疑わしいページに出くわすこともありますね。アルミフレームは1年でヘタリます、とか平気で書かれていたことがあったけど、どんなヘビーな乗り方をしたらそんなふうになるんだろう?(自称クライマーの店長には未知の世界ですね^^; )

ちなみにビギナーの方にロードは何年くらい持つのかたまにご質問を受けますが、クロモリロードを25年所有している店長は答えに詰まります。(さすがに25年も経てばクロモリも初期の輝きを失いヘタッてくる。パーツはすべて交換されてますけど)
走行距離数と使用地域(海沿いか平野部かとか)、保管環境、それとオーナーの体格と使い方によってもまったく変わってきますから、これはとても難しい質問です。ただ、機材の経年劣化だけを考えれば、当然それは品質、いわゆる価格に比例しますので、アルミパーツの腐食などで色褪せてきたバイクと付き合いたくなければ相応のモデルをご用意したほうがよいですよね。もちろん長く乗り続けたいと思う方にとってですが、、

以前も友人のビルダーがある雑誌の取材を受けた時に、掲載されたインタビュー記事が意に反する内容だったと聞いたことがありました。まあ、それ以外にも、機材などに関してはショップの情報が大きく占めているケースもあるようだし、良い悪いは別としてもショップごとに見解が違えばそれは当然掲載される記事にも反映されてしまいますよね。

週刊誌など主観的に好き放題書かれている雑誌もあります。結局、媒体から流れてくる情報は、受け取る側がどう判断してそれをどう活用していくかですね。アティック.からの情報もですね。

今週はずっと2つのサイトの仕事をしてましたが、明日は店の中で組み立て作業をしてますので、もしご用などありましたらどうぞお越しになってみて下さい。午後からの予定です。ご来店予定のある方は、念のためこちらに確認されてからのほうがよいと思います。お待ちしてます^^

ああ、そうそう、ヘタリで思い出しましたが、機材を知る者としてこれだけは止めてもらいたいと思っていることがあって、それをちょっとお伝えしておきます。
この行為はフレームの堅さを確認するためなのでしょうが、バイクを斜めにしてBBに足を掛けどれくらいウイップするか試している方を見掛けることがあります。これは自分でフレームのセンターを狂わす行為。もちろん少しくらいの力ではフレームは歪んだりはしませんが、しかし、バイクに愛着があるなら絶対にやめたほうがよいと思います。こういう方向に力が加わることを想定してフレームは作られていないから。