ブレーキキャリパーの気になるアレ

 ブレーキキャリパーの気になるアレ
本日組む予定だった09モデルのF85(写真のとおりまだ組んでません。雨なのに修理で忙しかったから^^)、メインコンポに105を使って価格は162,750円とあいかわらずコストパフォーマンスで群を抜いているドイツの高品質ブランドFELTです。F85はホワイトカラーのフレームに105のブラックが似合いますね。

ところで、皆さんは気になったことはないでしょうか。修理に持ち込まれるロードでもほとんどがそのままになっている写真の部分の保護テープ。ロードのキャリパーブレーキにはインナー固定ボルトのところでブレーキアーチが傷つかないようテープが貼ってあるんですが、なぜかグレードによってこのテープの剥がれ方がずいぶん違います。

デュラの場合はぺロッと簡単に剥がれるので完成車でもアティック.ではきれいに剥がして表面をクリーニングしますが、困るのがそれ以下のグレードに貼ってあるテープ。粘着力が強いわりに表面が薄いのでこんなふうに残ってしまうのです。(写真は剥がしている途中)
完成車ではほとんどリアブレーキのみが最初から装着されていますが、簡単に剥がれないテープは両アームの間隔が狭いためリアは物理的に剥がすのが難しいからアティック.でも105以下のグレードではそのままにさせてもらっています。

フロントのほうは、ほぼすべてのメーカーで未装着状態で箱に別梱包されているからフロントだけは剥がしてきれいにクリーニングしています。お買い上げ後にリアだけテープが残っていたならお許しください。気になる方はワイヤー交換の時に剥がしてくださいね。よろしくお願いします。
なぜグレードによって保護テープが違うかは不明です。剥がしやすいよう一緒にしてもらうと助かるのだけど・・。
ちなみにシマノ製品には、固定ボルトの反対側(クイックレバー側)にも、これもキズ防止のために薄いシールが貼られているんですが(知らないとたぶんすぐにはわからない)、修理に持ち込まれるロードはこちらもほとんどそのまま。保護材は使用する際には必要ないので剥がして使ったほうがよいですね。見栄えもいいし。あと、FDのセッティング用ガイドテープもね。こちらは粘着糊が残ることが多いのでパーツクリーナーなどで拭き取りましょう。