フライトデッキの不具合

こんな症状を経験したことはありませんか？

シマノのフライトデッキ、サイクルメーターで唯一ギアの段数表示が搭載されていてこれはほんとに便利な機能ですが、先日、納品したバイクに装着されていたこのフライトデッキがケイデンス200回転とか表示されておかしいとお客様がお持ちになられました。確認してみると、変速してもまったくギア表示が変わりません。

これはSTIレバーのブラケットに組み込まれているセンサーの接触不良が原因ですが（こちらの白っぽい部分）、シマノから解決方法を聞いて試してみるも、症状は変わらず結局レバーごと交換してもらいました。シマノによるとまれにこういうケースもあるようで、もしも同様の症状でお困りでしたらシマノ相談窓口に問い合わせてみられたらいかがかと思います。

今回のケースはアンカーのオプションで装着したフライトデッキに起きた不具合ですが、オプション品はアンカー対応ではなくシマノに連絡して下さいとのことでそのようにしました。今回は納品直後で最初から起きていた不具合でしたからもちろん無償対応ですが、長く使用している場合は不明です。直接相談してみて下さい。

しかし、アンカーはコストパフォーマンスが高くアティック.でも初めてロードに乗られる方にお勧めしている一押しバイクですが、唯一の欠点は先ほどのリンク画像でもわかるように、バーテープが貧弱なこと。使用中は問題ないと思うけど、交換しようとする時に、スポンジがやわらかすぎてスポンジ部分だけハンドルに残ってしまいます。
写真は少しきれいにしたあとですが、粘着力が強い割りにスポンジが柔らかいから全部を取り除くのにはけっこう手間が掛かると思います。レバーを丸ごと交換する時など大変でしょうね。
今回はバンド部分は外さずブラケットだけ換えたから大丈夫でしたけど、うちではこういうバーテープの交換は初めてだったので、一応、メーカーの担当者に改善要求出しておきました。