ヤジロベー理論

 ヤジロベー理論
腰が痛い。軽い腰痛気味です。原因はハッキリしています。体幹の筋力不足。たぶん、昨日のトレーニングで最後に1本スプリントを入れたのが大きな原因。2kmクールダウンしたあとに帰宅後に変な痛みを感じてから本格的な腰痛になってしまいました。スプリントで腰痛になるなんてちょっと情けないですね^^;

アイシングと日中は湿布をして様子を見てますが、明日は雨でも走る予定なので早く治したいところ。大丈夫だろうか。チト心配。

筋力不足を解消するには筋トレですよね。本当は週に3回くらい補助的な筋トレを入れたいところですが、帰宅後はグッタリ疲れてバタバタと時間も過ぎていくものだからついついお座成りになってしまいます。いかんなあ。月に数回たま~に思い出したように腹筋などしていますが、腰まわりの筋力アップが今の私には急務のように思います。ストレッチは毎朝欠かさずにしているのだけれども・・。

ストレッチがバイクトレーニングに相乗効果を表すのは疑いのない事実。ストレッチや、中にはウォーミングアップもなしにいきなりトレーニングモードに入る方も居るかもしれないけれども(聞いた話によると)、順番に行うことでもっと体力の伸び方は早くなるはずです。
ストレッチで体を柔らかくしながら、ウォーミングアップでさらに血流を良くして毛細血管の隅々まで酸素を行き渡らせてからトレーニングを行うのと、それらをせずにいきなり筋肉に負担を掛けるのでは当然どちらがよいかはわかりますよね。

以前、体協主催の講演会で、気功調体のお話を伺う機会がありました。「ヤジロベー理論」という題目で講師の方が話されていたのが、バランシングストレッチというストレッチングの内容についてでした。
ストレッチには動的動作の「バリスティックストレッチ」と、静的動作の「スタティックストレッチ」がありますよね。前者はラジオ体操など反動を用いる動作で、後者はジワ~っとゆっくり伸ばす一般的なストレッチですが、前者の場合は過度な動きは伸張反射を引き起こすので注意が必要です。もちろんバイクトレーニングの前には適しません。

ちょっと話は飛びますが、講演会の時に、人間の体は体幹を中心として見た場合、3方向にしか動かないということを聞きました。前後に曲げる、左右に伸ばす、捻る、この3方向です。そして、そのうちの1つの動きが悪い場合は、他の2つをゆっくりと十分に伸ばすとその動きの悪い方向も補われるそうです。
試してみてください。例えば、立ったまま前屈してみて最初に手がどれだけ床に付くかその状態を覚えておいて、次に他の2方向の動きを加えたあとにもう一度前屈すると、あきらかに柔軟性が増したのがわかるはずです。店長も毎朝、台所でやっています^^

で、ここで先ほどの「バランシングストレッチ」が登場します。写真を見て変なイラストだなと思った方もいるでしょう。無理もありません^^。でも、こちらをご覧いただくとご理解いただけます。手書きのメモ書きもありますがそれは無視して、左上から順に右下方向にこのストレッチを繰り返すことで、体の柔軟性が増すこと請け合いです。
昔、全日本のバレーチームも取り入れていたらしいこのバランシングストレッチ、興味があったらぜひお試しください。時間さえあったらいつでもどこでも行えますが、知らない人の前ではやらないほうがよいかも^^。ポイントは、反動を付けないことです。